2008年12月17日

メディア研究発表@3年ゼミ

anaraf10.jpg3年ゼミでは、それぞれが自分のテーマに沿って、関係者のインタビューや現場での関与観察などを行い、クラス内外で発表する形式で進行しています。前期末は、クラス内での発表でそれぞれ、ユニークなテーマについて、面白い視点から考察を深めていました。その中から、希望者(6名)はさらに、プレゼンテーション能力、質疑応答能力を鍛えるため、奈良女子大学と関西大学の学生さんと「メディア文化研究インターカレッジ2008」と題して、それぞれのリサーチ結果を発表しあうという場に参加しました。大阪到着初日は、「テーマパーク」について発表する学生は大阪はユニバーサルスタジオ・ジャパンのコアコンピテンスを利用したブランド戦略についaik3.jpgて、現場のプロの工夫をレクチャーしていただきました。「観光」という切り口で発表した、昨日の記事を書いてくれた馬越君は、京阪神エルマガジン社で活字メディアのプロならではのお話を、そして「スポーツとメディア」という部会での発表者は、オリックス・バファローズにお話を聞きに行って、質疑応答を含め、貴重な時間を過ごさせていただきました。奈良に移動した2日目は「フードテーマパーク、チャレンジャーブランドの挑戦」、「ユニクロについ行ってしまう理由」、「きんさいYOSAKOIが生み出すつながり」、「映画館ビジネスの移りかわり」。そして観光部会では「マーケティングに見る、もみじ饅頭の土産物イメージの変容」をそれぞれ発表しました。今回の参加者のうち、紅一点のSさんに参加してみてのレポートをお願いしました。

aik4.jpg私はメディア研究インターカレッジで、『市民参加型イベント広島フラワーフェスティバル〜きんさいYOSAKOIによる人と人とのつながり』について、発表しました。フラワーフェスティバルは広島の人にはおなじみですが、関西の方には知名度があまりないお祭りです。毎年ゴールデンウィークに開催され、広島平和記念公園、平和大通りをメイン会場として、今年で32回を迎え、動員数としてはのべ160万人を超える、全国でも3本の指に入る大型イベントです。ネーミングのフラワー(花)は平和の象徴でもあり、平和への願いを意味しているそうです。フラワーフェスティバルには原爆の悲劇から復興した平和都市にふさわしい祭りを作りたかった、といういきさつを知り、テーマパークのように人の集う空間としての意味合いを切り口に研究テーマに選びました。その中でも祭りのメインイベントのひとつが、2002年から行われている5月5日のきんさいYOSAKOIコンテストです。私もダンス部に所属しており、2年連続でそのコンテストに出場した経験から、特別な感情を持っています。この鳴子を鳴らしてグループで踊る、そのステージになぜひとは惹きつけられ、足を運ぶのか。ステージの仕掛け側、踊りを披露する表現者、そして一体となってその踊りを体感する観客の3者の関わりを調べていきました。

aik1.jpgこのフラワーフェスティバルには地元の中国新聞社と中国放送が主となってさまざまなイベントを仕掛けています。フラワーフェスティバル実施本部事務局長にまず、お話を伺い、祭りの趣旨や地域活性化のための市民の参加をうながす、そんな賑わいを作り出したいとの誕生のいきさつをうかがいました。また、新聞・放送局というメディア企業が主導しているため、自然と紹介記事やフラワークイーンのコンテスト結果などのニュース放送がPRとなり、結果として読者や視聴者に最大限のメディア接触でイベントをアピールすることが出来る、という利点があることがわかりました。YOSAKOIコンテストは知名度のアップとともに、年々参加団体が増anaraf9.jpganaraf4.jpgえています。自分の所属しているDANCE RAZZLEをはじめ、他の参加団体の方々や、ステージを楽しみに見に来てくださる、観客の方々にもインタビューをし、ダンスを踊る側の表現者はこれだけ多くの人の前で踊れることへの喜びや、最高のモノを表現するという目標に向かい、みんなの気持ちが1つになれることがモチベーションになると話してくれました。一方、観客の方々は幅広い人たちが踊っていてみんな楽しそう、元気がもらえる、など「一体感」や踊りの生み出す「躍動感」を楽しんでいるようでした。今回のリサーチをきっかけに、事務局がおかれている中国新聞とつながりができ、アルバイトをさせていただいたり、自分が参加していた「YOSAKOIイベント」の意味合いなどについて考えるきっかけを得ました。多くの人とも出会い、このテーマで研究をして本当によかったと思いました」。

anara5.jpg自分で興味のあるテーマだと、時間がかかろうが、結論が見えてくるのが楽しみになりますよね。それに関係者へのリサーチを重ねることで、知り合いのネットワークもどんどん広がるでしょうし。インカレでは奈良女子大学・関西大学の学生とも交流し、夜の奈良をロウソクのともしびで彩る、幻想的なライトアップ「なら灯花会」に連れて行っていただいて、奈良の街を歩きながらいろんな話もしたそうです。そのあたりも広島以外のエリアと比べて、自分の今後の課題や目標が見えてきた、いいチャンスとなったのではないでしょうか。後期のゼミ全体でも、お互いのプレゼンテーションについて、ツッコミを毎回入れていますけど、リサーチ能力と質問能力は両方、これからの社会で必要とされる技能です。これからもせっせと磨いていきましょう。
posted by 林 晶子 at 00:00| 林ゼミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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