
こんにちは。また土屋です。私が担当している1年生のゼミは昨日リサーチの中間発表でした。発表してくれたみんなは1年生とは思えないなかなか立派なプレゼンをしてくれました。本当に良かったですよ(^^)。後期の授業もいよいよ中間地点を折り返し、後半戦に向かいます。エンジンをかけていかないと。
今日はデジタルメディア演習Iというクラスがありました。1年生対象でメディアビジネス学科の学生が初めて映像制作に取り組む授業です。昨日、ご紹介したメディアスタジオを活用します。

これまで基本的なカメラ操作、構成・絵コンテ作成、撮影と行ってきました。先週からスタジオに設置されている専門の機材でリニア編集に取り組んでいます。リニア編集は2台のデッキを使用し、テープをダイビングする要領で、撮影済みの素材映像を目的に沿ったものへと加工していきます。必要な長さに映像を切り取り、音を入れ(整え)、テロップをつけて完成させます。放送番組でいういわゆる「完パケ(完全パッケージ)」ですね。

映像ソフトのプレミアやファイナルカットなどパソコンを使用したノンリニア編集が今は増えていますが、放送局のニュース映像などは、より短い時間で仕上げることが可能なこのリニア編集の手法を今も使うのだそうです。また、リニア編集では、撮影前から構成をきちんと組み立てておく必要があるため、この手法を体験しておくことが、計画的で効率的な映像制作を身につける上で大事になってきます。

取り組んでくれたみんなは、最初こそは戸惑いながらも要領がわかるとすいすいとこなしていました。すばらしい。みんなこの半期でみるみると力がついていることがわかります。

これからまた一連の、企画、撮影、編集と繰り返し、その後、いよいよ自分たちの作品づくりに入っていきます。最終的にどのようなものができるのかとても楽しみです。
ではでは。私のブログ更新当番は今日でひとまず終わりです。次回からは小野先生が担当されます。よろしくお願いいたします!

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